2023-01-01から1ヶ月間の記事一覧

1月27日はホロコースト犠牲者を想起する国際デー

International Holocaust Remembrance Day 2017年8月13日にアウシュヴィッツ・ビルケナウ博物館を見学しました。今回行先にポーランドを選んだ理由のひとつにここの見学があります。 アウシュヴィッツ強制収容所は1940年に、ポーランド人政治犯を収容するため…

五重塔とウサギとうちわ餅

1年前のことですが、弘前で最勝院の五重塔を目指して歩いていたら、うちわ餅という看板が目に入った。地味なお店だけど、うちわ餅って何だろうと思って、入ってみた。黒胡麻のうちわ餅、黒蜜の串餅、豆大福の3種類が売られていた。 うちわ餅店 うちわ餅を買…

病原ウイルスとの共存

ウサギ Wikipediaより 新型コロナウイルスは次々と変異して流行を広げている。病原ウイルスはしだいに弱毒化して、インフルエンザのような病気に変わるという人もいる。はたしてそうなるのだろうか。 ウイルスと宿主の関係について、オーストラリアのアナウ…

カレーの日

1月22日はカレーの日だそうです。といっても、日本だけの話。 カレーは好きです。 玉ねぎとニンニクは必ず入れる。時短のため、みじん切りした玉ねぎを電子レンジで3分ほど加熱してから、オリーブオイルで炒める。 缶詰トマトもたいてい入れる。その他は毎回…

能勢の栗園は寒かった

寒冷地の方には笑われそうですが、私的にはこの冬一番の寒さと初雪でした。栗園での鹿柵整備で足がしもやけになりそう。 温度計 雪空

ウクライナ国立歌劇団

先日、大阪のフェスティバルホールでウクライナ国立歌劇場のオペラ、カルメンを視聴しました。生のオペラは初めてで。次はロシアのミハイロフスキー劇場のオペラを聞いてみたいものです。

かぐや姫やーい

今日は里山作業の日で、竹を切ってきました。これまでに何千本か切ったのに、まだかぐや姫とは出会えていません。 竹の伐採地

次にバズってほしいラベル

昨年末に生物多様性条約COP15が開催されました。企業や自治体が自然資本(いろんなタイプの自然そのもの)を、再生・拡大するネイチャーポジティブという取り組みが始まり、企業活動による自然への影響を公表することが義務づけられようとしています。消費者…

里山がどう変わったのか 4

里山の保全は必要か 里山の生物は人が手を加えないと守れないか?里山の生物の多くは,人間が日本列島に住み着く前から分布していた。また,里山はずっと同じだったわけではない。花粉や古文書の分析から,人々の過剰利用によって,落葉広葉樹林からアカマツ…

里山がどう変わったのか 3

3.都市に飲み込まれる里山と森に還る里山 生物多様性国家戦略では生物多様性の4つの危機を挙げている。(1)開発,(2)自然への働きかけの低下,(3)外来種や化学物質、(4)気候変動である。環境省のレッドリストに掲載されている被子植物について…

里山がどう変わったか 2

2.里山はどこにあるのだろう 環境省は里地里山は国土(3,780万ha)の4割を占めるとしている。これは日本全体を約1km四方の四角形で区切り,その中で二次林,草地,農地の合計面積が50%以上を占め,かつ2つ以上が混在しる場所を里山地域と見なした場合の見…

里山がどう変わったか 1

大分前に書いた文章ですが。 1.はじめに ここでは,里山の生物多様性の特徴を概説し,優先的に保全すべき里山の評価方法の考え方を示す。日本の国土は,この50年ないし100年で大きく変化した。最も特徴的なのは,草地あるいは荒地の減少であり,人工林の増…

そろそろアカガエルの季節

">アカガエルはまだ雪の残る1月から3月に越冬場所から出てきて,水田やため池で産卵します.メスは産卵後に再び冬眠しますが、オスは水辺でメスを待ち続けます。卵塊は比較的大きくて浅瀬に産むので見つけやすいので,昼間卵を見つけておいて夜にでかけます…

外国語はもう怖くない

翻訳ツールの精度が上がっている。Google翻訳も便利だが、DeepLの評判が高い。 https://www.deepl.com/ja/translator 例文で比較してみる。最初は一般向けの文章 例文1 Polar bears are creatures of the sea ice and they spend as much of their time on …

いよいよカラハリへ

5月15日、ウィントフックから北東250kmほどにあるオチネネ近くの集落に向けて出発。その前にナミビアについて解説します。 ナミビアについて ナミビアはドイツ、その後南アフリカの植民地となり、武装闘争を経て1990年に独立した。公用語は英語だが、アフリ…

カエルはどこで冬眠するのか

寝ぼけ眼のニホンアカガエル カエルが冬眠するのは誰でも知っていると思います。でも、どこにいるのかはあまり知られていないと思います。 中島直久さんがトウキョウダルマガエルについて詳しい研究をされています。カエルにピットタグ(ICチップ)をつけて…

こんな蕎麦はじめて

京都御苑に用事があって、丸太町通りの南側にある蕎麦屋花ももでお昼をいただきました。花ももは実をとるのではなく、花を愛ずる桃というのに心をひかれたためにつけたそうです。 花もも みせさき そばは2種類あって、ざるそば(800円)と田舎そば(800円)…

ナミビアに着いたぞ

2002年という大昔のことですが、ナミビアに赴任していました。 5月11日南アフリカ経由でナミビアの首都ウイントフックへ。飛行機から見たナミビアは赤い台地に低木が点在する半砂漠。 ナミビアの大地 入国手続きを経て、コーディネーターが運転するいすゞの…

お酒のこと

正月はなんとなく日本酒が飲みたい。 あまり高いお酒は飲んだことはないけど、新潟の八海山と宮城の一ノ蔵が好き。甘くないさっぱり系ですね。あとは地元の秋鹿。良い里山には造り酒屋さんがあるように思う。 4年前に新潟に行ったとき、時間があったのでネッ…

蕎麦屋めぐり 後半

名古屋の石月 大名古屋ビルヂングにある蕎麦屋、石月で昼食。東京に本社がある店のようです。先日の玄水と違って、大衆的な店構え。入ってすぐに機械駆動の石臼が置いてあって、石臼で蕎麦をひいているようです。天ぷらせいろを食べました。天ぷらは美味しい…

蕎麦屋めぐり 前半

2022年、思い立って蕎麦を食べ歩きました。 最初の蕎麦屋は名古屋市丸の内の創愿。鴨汁そばセット(1930円)。つゆは出汁が効いておいしかったのを記憶している。そばは石臼で挽いた10割そば。鴨汁には素揚げの野菜も入っている。 創愿の黒鴨汁そば 大阪北新…

読書ノート:非色

有吉佐和子河出文庫 1964年、随分古い作品だが。 終戦直後、進駐軍として駐留していたアフリカ系アメリカ人の男性と国際結婚した日本人女性、笑子を主人公に、人種差別問題を主題とした小説。 笑子は先に帰国した夫を追って渡米し、夫とハーレムの黒人街で暮…

読書ノート:私が進化生物学者になった理由

2021年、岩波書店 長谷川眞理子さんの「私が進化生物学者になった理由」にドーキンスの「利己的遺伝子」に衝撃を受けたことが書かれている.初版が出版されたのが1976年,彼女が霊長類を研究しているアメリカの心理学者から本を紹介されたのが博士課程2年(1…