リュブリャーナで宿泊したホテルは隣に警察署があって、安全そうだった。ただし、シャワー室の仕切りの下に隙間があって、部屋が水浸しになるなど、あまりおすすめできない。
機内でもらったパンなどで朝食をすまして、バスターミナルへ向かった。29日にザグレブへ移動するバスのチケットを買うためだ。バスターミナルは鉄道駅の前にある。10:30発12:55着で2人で46.58ユーロ。座席指定で、予約料金1.7 x 2が含まれている。驚くことに、クレジットカードが使えず、現金で支払い。
チケットを買った後、プレシーレノフ広場を目指す。ターミナルからは800mほど南。途中にあった美しい建物。ブリュニクハウスといい1921年に建築家ブリュニクによって建てられたアールヌーボー建築。残念ながら公開されていない。
場はフランシスコ会教会と三本橋の間にある円形の広場で19世紀の詩人フランツェ・プレシーレンの銅像が建っている。プレジェーレンの祝杯という詩の第7連はスロベニアの国歌となっている。
すべての国に乾杯!
明るき日のため切望し働く者よ
太陽のもとで生きるものよ
世界から戦争は無くなるだろう
そう思うものよ
人類は自由に
敵ではなく隣人になる
(ウィキペディアより)
自国をほめたたえるのでなく、世界の平和と人類の自由をうたっている。
三本橋は広場から旧市街に向けてかかっている橋。もともと1本だったが、交通量が多いことから2本増設されたとか。橋を渡ると、リュブリャニツァ川沿いにマーケットが出ている。川に沿って東に歩くと、肉屋の橋と竜の橋がある。肉屋の橋には愛の証として多数の南京錠がつけられている。また、竜の橋には市の象徴である竜が飾られている。
川の南にある丘の上にはリュブリャーナ城がある。丘の上にはケーブルで登ることができる。入場料とあわせて大人16ユーロ、7-18歳、学生、シニアは11.2ユーロ。顔をちらっと見てシニアですねと言われたのはショック。証明書を見せることなく割引料金に。
リュブリャーナ城は1144年に建てられたか、16世紀の大地震で大部分が崩壊し、現在残っている最も古い建築物は1489年に建てられたゴシック様式の礼拝堂。
場内には、人形劇場や歴史展示、レストランなどがある。塔からはリュブリャーナ市街が見渡せる。
城を後にして、西の方角にある国立博物館へ、隣には歌劇場がある。国立博物館には自然史博物館が併設されている。入場料は大人10ユーロ、学生と高齢者は6ユーロ。
博物館の次は昼食。ティヴォリ公園の北にあるウニオンビール工場に併設されたパブ。英語のメニューがある。無濾過のウニオン・プレミアムとダークビール(500mL, 3.5ユーロ)。Grashkaというピザのようなものとサラダ(各
12ユーロ)