Earth for All: A survival guide for humanity: A report to the club of Rome (2022), fifty Years after the Limits to growth (1972)
ローマクラブから「成長の限界」が出版されて50年。成長を信奉する人々からは、技術の進歩を考えていないと批判され、そのとおり世界は崩壊しなかったが、不幸な人は増加した。
本書では、
貧困との決別
不平等の方向転換：「配当との共有」
エンパワメントの方向転換：「ジェンダー平等の実現」
職の方向転換：食料システムを人間と地球の健康に寄与するもの
エネルギーの方向転換：「すべてを電化する」
「勝者総取り」資本主義からEarth4All経済へ
という提案がなされ、そのための行動方針が提案されている。
2022年11月30日発行 丸善出版 2640円
